2008/02/14 (Thu) 晩御飯物語

それは日常の何気無い一言から始まった。





『晩御飯何食べたい？』

『餃子！！』

『じゃあ材料買ってきて作ってね☆』

『！？』









言ってしまったのは仕方ないので、大人しく愛車「小豆小町」を漕ぎつつ、マ○ダイへ。



挽き肉買ってー

ニラ買ってー

キャベツは確かあったから、後は皮を…







！！



皮がない！


焼売や春巻きの皮はあるのに、餃子の皮だけない！





くっそぉぉぉぉ！
毒入り餃子(凄いネーミングだよねコレ)の余波がこんなところに！！





さて、どうしよう。

買い物をやめようかとも思ったが、今日は年に一度のお肉のセール日らしい…。
餃子も食べたい…。






仕方ねぇ！！

皮だけ買いにラ○ークまで行くか！！



「あ、おかえり」

「○パークに行っているからカードをくれ！」

「は？何で？？」

「負けるわけにはいかねぇからだ！！！あ、これ肉とニラ」




荷物を預けると、小豆小町を唸らせ一路ラパ○クへ。



「皮は！皮はどこだ！！」





！！！



ない！！ラ○○クにも皮がない！！！

どんだけメディアに踊らされてるんだ日本人！！


いや、泉州人！！！





流石にラ○フやナショ○ル、カ○カンにまで行く気力はなかったので、すごすごと撤退することに。



だが、まだ私は諦めていなかった。




確か冷蔵庫には強力粉が入っていたはずだ！

あれで皮を作ろう！！





その熱意を他に生かせと言いたくなるほど、その時の私は餃子への欲望に燃えていた。



「おかえり。皮は？」

「強力粉！！」←会話になってない

「は？？」

「強力粉どこ！皮作るから！！」






















「賞味期限切れてたから捨てたけど…。」
























その日の晩御飯はトンカツになりましたとさ。

メデタシメデタシ。